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尖圭コンジローマ |
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ヒト乳頭腫ウイルス(Human Papilloma Virus:HPV)による感染症です。 最近になって10代、20代、30代に多く感染しています。
潜伏期間は約1〜6ヶ月、症状が出るまで長いため性病とは思わず、病院に行くのが 遅くなることもあり、感染機会を特定できないことも多くあります。
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ペニスの表面に乳頭状、イボ状の小さな突起ができ、徐々に カリフラワー状に腫大し、不揃いに増殖していきます。 痛みなどはあまり感じません。
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膣入り口周囲、肛門周囲、膣内に細長い先のとがった イボ状のブツブツが多数できます。痛みは感じません。
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治療は、外科的切除、電気焼灼、液体窒素による凍結 療法の他に、CO2レーザー、抗癌剤の5−FU軟膏、 ブレオマイシンの局所注射,ポドフィリンアルコール液 による治療が行なわれています。
コンジローマの出ている場所や、大きさ、数によって、 治療法が異なるので、専門医と相談しながら 治していきましょう。
この感染症は、表面に出ている部分を治療しても 再び出現し再発を繰り返すことが多く、腫瘤が 出来なくなっても数ヶ月は経過観察をし、医師、 患者ともに根気強く治療することが必要です。
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性器ヘルペス |
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性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス1型または2型による感染症です。 潜伏期間は、2〜10日間です。
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陰茎、亀頭部に水泡ができ、破れて無数の潰瘍状態となります。 痒みと痛みを伴います。
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外陰部に水泡ができ、痒みと痛みを伴います。
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この病気は、薬の投薬により表面的には治りますが、 ウイルスは、体内に残り(神経節に潜伏)ストレス、 疲労・感冒などの免疫能低下時や性行為を きっかけに再発をくりかえします。
再発頻度は、月に1〜2回から、数年に1回程度まで バラツキがあります。 症状は軽く、1週間以内で治ります。
治療は、初感染、再発とともに、抗ヘルペスウイルス 薬の内服です。 重症例では点滴静注する場合があります。
再発を頻回に繰り返す症例に対しては、 抗ウイルス薬の持続的予防的投与が 認められるようになりました。
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休診日: 第4木曜日・日曜日・祝日 |
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